現代陶芸 陶芸家 毛塚友梨 Yuri Kezukaのブログです
2018 time crossing展
期間:平成30年9月5日(水)~9月15日(土)※9日(日)は休廊日
時間:10時~18時
会場:壺中居
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-8-5
Tel 03-3271-1835
E-mail antiques@kochukyo.co.jp
〇東京メトロ/都営浅草線 日本橋駅B1出口徒歩3分
〇JR東京駅八重洲口徒歩10分
time crossing ホームページ
https://www.time-crossing.com/
今年も、time crossing展に出展させていただいてます。
今年で3回目、もう何回も顔を合わせているので出展者と壺中居の方々に親しみが出てきました。
昨日は土曜日だったので、たくさんのお客様にお越しいただき嬉しかったです。
数年ぶりにお会いできた方もいました。展示会をやっていると、懐かしい方々に会えるのも喜びの一つです。
過去のtime crossing展の記事
2017 time crossing展
time crossing展、ほとんどの方はご存じないと思いますので、どのようなグループなのか簡単に説明させて頂きます。
time crossingとは
「time crossing展」は東京藝術大学工芸科で学んだ作家たちで結成された、陶・金属による造形作品の展示会です。骨董のギャラリーとして有名な壺中居様にご協力をいただき、今回で3回目の開催となります。工芸作品といえば、花器や食器など、用途のある物を思い浮かべることが多いと思いますが、当展では、工芸やアートというカテゴリーで括ることのできない独特な作品の展示を行います。作家それぞれのアプローチの仕方で制作をしていますが、どれも興味深く、個性的な作風です。
今回の私の展示会のお知らせの添え状からの引用なのですが、こんな感じです。
主催されているのは芸大の大先輩 高橋浩史氏です。
time crossingは高橋氏が中心となって集められた芸大の卒業生からなります。
私も知り合いの先輩づてに招待していただきました。
芸大の卒業生といっても、上は60代、下は20代と、とても幅広い年代で構成されたグループです。
様々な年代が重なり合って出会うので、time crossingという名前になったんだったような。。。
あと、歌手のエリック・クラプトンが様々な著名なアーティストとセッションをするイベント(これは高橋さんが話しているのを小耳にはさんだだけなので定かではないです。)がtime crossingにの名前の由来となっていたような。。。
これは高橋さんにあとで文章に起こしていただく必要がありそうですねw
◆出品作品紹介
今回出展の作品を一部ご紹介します。
今回のtime crossing展は新作4点を出品しています。
コンセプトは「鏡」です。
鏡 コンセプト
輝いている鏡はありのまま映るし、鮮やかに反射する。
曇った鏡は、何が映っているのかよくわからないし、鈍く反射する。
割れた鏡は、映らない部分があったり、本物と異なって映り、乱反射する。自分も周りの人たちも鏡のようで、
風貌、行動、心的傾向など全ての事を周りの鏡に映して、反射してまた自分に戻ってくる。
自分が映すことや反射することを怠れば、誰かに反射して自分に戻ってくることがない。
本物と違うように映せば、乱反射して、様々なところを経由して戻ってくるかもしれない。自然と自分と似たような鏡に囲まれることになる。
展示は15日までですから、まだ開催中です。
ご興味のある方は、是非、日本橋の壺中居さんまで足をお運びください。
- マグリットと私と陶芸
- 2018 個展 「鏡」