現代陶芸 陶芸家 毛塚友梨 Yuri Kezukaのブログです
陶器の テーブルランプ 制作 その3 (成形編)
注文で作った陶器のテーブルランプの制作工程のご紹介です。
なんだか長くなりそうだったので3つに分けて投稿します!
はこちらから~
1.こんな状態で型を乾燥させていました。
開いたままで置いておくと形が変わっちゃうんだそうです。
本当は太いゴムで止めておくのが良いのですが、何て検索すればそれが買えるのか分からなかったのですね。
正解はトラック荷台用ゴムロープだそうです。全く思いつかなかったーw
2.板状にした粘土を作ります。粘土の固まりをスライスして何枚もまとめて作るんですね。
3.型に貼り込んでいきます。しっかり型に合うようにスポンジでポンポンたたきます。
4.型のすべての面に粘土を貼り込んで、合わせた後、型から外すとこんな感じです。
でもこのままだとまだバリとかがありますので修正が必要です。ヘラとか使って整えていきます。
5.修正後の作品。つなぎ目の修正をして、コードの穴をあけました。
6.一度素焼きをして、釉薬をかけました。この時は灰色ですが真っ青になる予定ですよー
7.窯からでてきました~。コバルトブルーです。
さて、これで終わりではありません、この上に文字を入れます。
8.洗浄中。金彩でランプの商品名を入れますので、その前に洗剤で油などの汚れを落としてます。
9.金彩マーカーでかきかき。ただのマジックペンに見えて中身は金液です。
焼く前は茶色なのでみえませんが。
10.金彩窯出しです !成功しているかドキドキする〜
11.遂に完成です!!文字は失敗する事なくキレイに焼けました。
筆記体で商品名を書いてますー
テーブルランプが販売開始になったら是非こちらでも紹介をさせて頂こうとおもっています。
楽しみですね(^^)
(※お客様の許可を得て掲載させて頂いております。)
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